平成25年3月29日、安乗埼灯台が国の登録有形文化財に指定されました。
また同時に大王埼灯台も指定されました。
名称 | 安乗埼灯台(あのりさきとうだい) <登録番号第24-0149号> |
所在地 | 志摩市阿児町安乗 |
年代 | 昭和23年 |
所有者 | 国(海上保安庁第四管区海上保安本部) |
安乗埼灯台は、志摩半島に深く切り込んだ的矢湾に突出する岬に建てられています。
海の難所であるこの場所では、江戸期には灯明台が設けられ、その後数回の建て替えを経て、昭和23年に現在の灯台が建てられました。
現在の灯台は、総高16m、白色の鉄筋コンクリート造で円筒形の灯室、角柱形の灯塔、方形の付属舎で構成されています。
映画「喜びも悲しみも幾歳月」や吉井勇の「志摩月夜」などの小説にも取り上げられ、海とともに生きてきた志摩という地域を象徴する建物として親しまれています。
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